目次
はじめに
こんにちは!ブログ閲覧ありがとうございます。本ブログは自身の研究や流行の戦型、を自戦記を交えて解説していきたいと思ってます!どうぞ暖かい目で見守ってください
初手からの指し手

45桂の仕掛け①81飛
細かい手の意味は置いといて基本図までとばします

基本図の局面はよく見る普通の駒組みですが相手の桂馬が跳ねているのを確認し45桂と勢いよく仕掛けます。

後手はいきなりの仕掛けに驚くでしょう、それともそんな手はないとすぐに指してくるかもしれません。①銀を逃げない手②44銀③22銀の選択肢は3つです正解はどれでしょうか?
まず①はないと思うでしょうが実践だと案外見かけるのです。なぜかというと角換わりの将棋は駒組みがもう決まってるじゃないですか、だから切れまけのルールだと仕掛けまではノータイムでお互い指すことが多いんですよね。銀を腰掛けるまでは考えなくても良いと思っているところにいきなりの桂跳ねですから手拍子で81飛と指す人が一定数いるのです。一応81飛とされた時の局面を考えてみましょう

図は81飛までの局面。
とりあえず33桂成と銀をとるでしょうそして33同桂。金だと22角がありますからね。あとは56角と設置して34の歩をかすめ取り2筋を突破すればゲームセットです。

当然かもしれませんが45桂に81飛は先手が良くなりました。
45桂の仕掛け②44銀〜25角
選択肢としてあるの44銀と22銀ですが、前者はとりあえず局面を抑えたい人が多い気がします。22銀だとなんか不安やギリギリ耐えてるかわからないなどしかし44銀と上がってしまうとこちらのおもうつぼで局面はどんどん悪化していきます。ひとつずつ変化を見ていきましょう

基本図から45桂44銀と進んだ局面、自分ならどう攻めるか考えてみてください
考えると言ってもとりあえずは飛車先交換でしょう問題はその後で後手は飛車の捕獲や攻め合いを挑んできます。それぞれ対処法はどうするのでしょうか一手一手の意味を考えながら読んでいただきたい

飛車先を交換した局面、27飛から16角としてもおもしろそうですが今回は趣旨が違います。34飛として横歩をとるのですがそのあと後手の候補手は3つ
①25角②28角③33桂
対応する手を知っていれば何も怖くありませんが実戦で使うと次の手を忘れるなんてことは多いです、しかし手の意味を知っていれば一から考えても答えは出せるはずです。
よく現れる局面なのでここで手を止めて候補手と狙いを考えてみてもいいかもしれませんね

まず見るのは25角から、とりあえず飛車取りですが逃げ場がありませんではどうしますか?

26に金を打てば相手の角をいじめることができそうじゃないですか?先手の駒組みは金銀の連結がよく飛車打ちのスキがない。ということで32飛車成から26金と進みます

角の逃げ場は二つ局面が進んで複雑になりますがあと少しです①34角②14角
①34角35歩45角同歩同銀

この局面わたしは複雑で手を知らないと指せないと思ったのですがTwitterで次の一手を聞いたところ即正解が飛んできたのでビビりました。。わたしが弱いだけで普通は見える手なのかもしれません
24歩同歩23角

まさかの角のタダ捨て、なんでこんな手が見えるのかすごいとしか言えません
狙いは同玉に41角で銀と玉の両取り、そして63角成が銀当たりになっているじゃないですか。ここまでの局面が見えれば24歩からの角捨てが見えるのか

結果図41角まで
次の63角成まで進めばはっきりと先手良しとなります

45桂の仕掛け③44銀〜25角
34角は先手が良くなりました、次は②14角を見ていきます

角を追いかける。16歩24歩15歩23角

角を捕まえるために打った金を使って攻めを継続します
35金同銀同歩(結果図)
先手の狙いは53桂成や34銀です後手は両方防ぐことはできません


34飛に25角は先手がよくなりましたでは次の28角を見ていきたいのですが一旦締めます
まとめ
今回は44銀から25角の変化を見ていきました。後手の応手はさまざまで正直全部は把握できませんがブログにまとめることでひとつ一つの変化を網羅できたらなと思っています。
コメント
[…] 以下、44銀24歩同歩同飛23歩34飛25角(下図)ここから32飛成同玉26金と進むのは最初の記事に記した通り […]