45桂について考えてみる②44銀から28角の変化

将棋

目次

以前の記事では44銀から後手が25角と打ってきた変化を調べてきました。今回は28角と打ってくる変化を調べていきます

基本図

まずは基本図からおさらいがてら課題図までの指し手です

45桂44銀24歩同歩同飛23歩34飛、以前はここで①25角と打ってきましたが先手が良くなりました。今回は②の28角を調べていきます、③33桂の変化はまた今度

先手の狙いは簡単で24歩と合わせて2筋に戻り角桂の両取りを狙います。後手はもちろん24歩を手抜きます考えられる指し手は①19角成②46角成くらいでしょうか、順番に見ていきましょう

24歩19角成と進んだ局面、先手には流れるような差し回しや決め手があります

3手1組の手順を考えてみてください

52玉は32飛成まで。51玉は44飛同歩53桂成で先手良し

残るは41玉ですが少し深堀りしてみましょう

局面は41玉と逃げた局面で飛車角の両取りになってますこのまま攻めの手を緩めては一瞬で敗勢になるので冷静に次の手を考えましょう。

よくある44飛車と銀を食いちぎり53に桂馬を成るのは31玉と角を取られて負けます、なので今回は桂馬から動かします

53桂不成が正解でした。後手の候補手は二つ①53同銀②51玉

①同銀には同角成34金63馬で先手良し

②51玉には61桂成同玉44飛同歩53金(結果図)

結果図で先手良しになります、この後は金駒をベタベタ打ち貼り付けたり75歩など絡めたりと頑張って食いつきましょう!

続いて28角24歩に②46角成の変化を見ていきます

46角成は一番恐ろしい手で攻め駒を根こそぎ奪い取ろうとする手です、何もしなければ攻めの主軸となっている桂馬から飛車まで取られてしまいます、先手先手で攻めていきましょう

46角成以下の指し手、23歩成同金31角

局面図は31角まで、41玉には42歩だし52玉は飛車成で良し

なので後手は51玉と逃げます。以下、44飛同歩53桂成(結果図)と進みますがここからは指し手の幅が広いので難解ながら先手良しとしておきます

まとめ

今回は後手の44銀から28角の変化を調べてみました。難解ながら先手良しとしましたが実戦ではどうなるか、これから機会があれば試してみたいと思います

次は28角に代えて33桂の変化をまとめていきます

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