45桂急戦vs65桂速攻

将棋

目次

はじめに

こんにちは!45桂急戦について考えてみるでは相手が腰掛け銀を目指す駒組みについて解説して来ましたが疑問に思ったことはないだろうか、相手が先に桂馬を跳ねて来たらどうするのと。そう駒組みの関係上速攻で仕掛けてくる場合は32金保留&居玉の形なので先に65桂と跳ねられるのだ。こちらはあと一手早ければ先に仕掛けることができるのだがこれはどうしようもないので65桂の対処を考えてみよう

そもそもの形がわからない方は下図を参照ください。先手(下)の駒組みが45桂急戦で後手(上)の駒組みを45桂速攻としています

基本図までの駒組み

私は終盤はゴミで中盤は並だと思っている。力戦や未知の局面が苦手だ。ならば序盤から優位に立って押し切るしか選択肢がないのだ、序盤の駒組みには人一倍思いを込めているので一手一手解説したい。自己満足なので飛ばしても構わない

26歩34歩25歩33角76歩

まず飛車先を決めて居飛車を志向してさらに33角を強要している。これは早石田対策でこのように指している。仮に相手が角交換四間飛車の場合は一手得できる意味もある

42銀68玉

一昔前なら22銀だったろうが今は42銀と角交換に備えるのが多い。雁木や振り飛車の含みがあり選択肢が多いからだ。そのあとの指し手が悩ましく68玉は正直早い、角換わり早繰り銀にされた時に王様が戦場に近いのだ。しかし45桂急戦を目指し38銀などとすると相手が振り飛車にしてくると困る。相手が振り飛車なら48銀から57銀としたいからだ。58金とするとそもそも形が崩れる。68玉は消去法でしょうがなくだ、しかしこれで終わるほど将棋は簡単ではない

84飛33角成同銀88銀85歩77銀62銀78金

78金にもこだわりがあり相手の銀が72なら上がらない。棒銀で攻めて来た時駒組みが一手遅れるからだ。できるなら先に45桂馬と仕掛けたい

74歩38銀73桂36歩64歩37桂65桂

ここまでが基本図までの駒組みだ。先手はあと46歩としてから45桂と跳ねたいのだが後手の仕掛けが2手も早いのだ。

今回は①素直に対応した場合と②攻め合いを目指す場合を考えたい

①素直に対応する66銀

65桂以下の指し手、86歩同歩同飛

相手は駒組みが終わったので当然65桂と仕掛けてくる、銀当たりになっているので66銀とかわすのは自然だろう。86の地点の守りがいなくなったので後手は飛車先交換から攻めてくる。先手は相手の攻めを受け止めることができるのだろうか

87歩76飛

①65銀同歩77桂55角24歩79銀同玉77角成同金同飛成78銀68金89玉78竜まで

②85角95角77桂同桂成同金同飛成同銀84歩74角76桂78玉68金89玉77角成まで

実戦ではこうも上手くいかないだろうが一方的に攻められては面白くないので次は攻め合いの筋を考えてみよう、実践的にもこちらの方がおもしろい

②意表の反撃45桂馬

66銀と素直に対応するのは変化が一直線になりやすくこちらとしても不満だろう、しかし45桂と反撃してはどうか、初見では対応に悩ましいだろう

まずは77桂成と王手で銀を取るが、その後に44銀と当たりを避けるのは24歩から飛車先を破られてしまう

避けずに攻め合いはどうだろうかこれは実戦で経験した仕掛けだ、対応を間違えてしまったが面白い反撃があったので紹介する

後手は飛車取りに55角と打つがそれは毒まんじゅうで43成桂から95角で先手大優勢となるのだ。実戦では43成桂から95角もあるかと頭をよぎったが派手な手なので指し切れなかった。46角から乱戦となり後悔している

まとめ

初見では指し切れない形でも研究してしまえば大優勢の局面まで一直線だ。人間的には複雑で選択肢の多い局面に持っていく方が実践的だ、それでこちらは経験ある形なら尚更勝ちやすいだろう、後手番ではできないのが悔しいがなかなか優秀なのではなかろうか、ここまで閲覧いただきありがとうございました

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